資格の合格体験記は、国家資格、民間資格、各種検定など様々な資格、検定などの試験に合格した方がその体験談を投稿する、合格体験記情報サイトです。各資格の合格率や難易度、勉強法や勉強時間なども体験談に基いて掲載しています。あなたの取りたい資格が必ず見つかります。
サイト内の記事を検索
簿記2級を受験したきっかけは、第一子を出産後の育児休業中、復職後の役に立てたいと思い、受験を決めました。
経理に近い仕事だったため、簿記を取得することで、復職後のキャリアも広がると考えたからです。
会社が資格取得を推奨していたことも、背中を押してくれました。
子どもができて、ずっと仕事を続けられるかという不安もありました。
もし転職することになれば、簿記2級は履歴書にも書けるので、頑張って取得しようと思いました。
乳児を育てながらの勉強だったので、毎日決まった勉強時間を確保できなかったことが大変でした。
毎日、子どもが昼寝をしている間にちょこちょこ勉強し、子どもが寝てから最低1時間、主人が休みの日には子どもを預けて2~3時間、平均で1日2時間以上勉強時間を確保できるように努力しました。
また、商業簿記は仕事でも触れていたのですが、工業簿記は全く知らない分野だったため、とっつきづらくて苦労しました。
とにかく基礎問題を反復練習し、商業簿記の2倍以上の回数を解きました。
試験の1ヵ月前は、過去問を解いては間違った箇所のテキストを見直す、ということを繰り返し、苦手意識を持たないように毎日工業簿記に触れるようにしました。
受験して良かったことは、育休中に資格を取得することにより、復職への熱意を会社へアピールできたのが良かったと思います。
復職後、上司や同僚から「待ってたよ」と言ってもらえて、嬉しかったです。
実際、2人目の妊娠が発覚した時に仕事を辞めることになってしまいました。
これから再就職する際にも、堂々と履歴書に書くことができるので、とても心強いです。
これから受験される方へアドバイスをすると、簿記はとにかく慣れと反復練習です。
考えるより、まず慣れてしまった方が、早くに習得できると思います。
理解が完全ではなくても、問題は解けるようになります。
そのあとで、理解を深めるようにすれば、しっかりと定着しますので、頑張ってください。
過去問は何度でも解いた方が良いです。
そのときは、必ず時間をはかることをおすすめします。
慣れてきたら、実際の試験時間よりも20分~30分早くに制限時間を設定すると、実際の試験で余裕をもって見直しができるので、慌てずに済みます。
ちなみに私は当日、授乳間隔があきすぎて、乳が洋服に染みだすというアクシデントに見舞われましたが、30分短めに問題を解く練習をしていたため、慌てずに済みました。
当日は一人、終了10分以上前に退席しましたが、ちゃんと一発合格でしたよ。
簿記は本来、3級を取得してから2級を取得する方が、スムーズです。私は3級程度の知識はあったので、3級は飛ばしましたが、「受験」目線の知識が必要だと思ったので、テキストを読むだけ読みました。結果、よりスムーズに2級の勉強に入れたので、おすすめです。
自己採点の点数を記入するページがあり、1回目、2回目、3回目と、自分の獲得点数を比較することができます。これがやる気につながります。
スポンサーリンク
投稿数の多い順にランキング!