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元々はブラック企業に勤めていたことで労働基準法などの労務系の知識を身につけたいと思ったのがきっかけです。
試験勉強に当たって苦労したのは、試験範囲と勉強環境を整えることでした。
まず試験範囲については、過去に法改正を繰り返している法律が多く、特に年金関係の法律は改正に改正を重ねて非常に複雑になっており、また改正後も既得権の確保という観点から暫定措置として古い規定が残されているところもあったので覚えたり理解するのに時間がかかりました。
何度も読み返したり自分で図を書いてみたり、人に上手に説明できるか試してみたりと工夫したのを覚えています。
一方の勉強環境については、通信講座と独学での勉強だったため一人で勉強することになり、気持ちを持続させるのに工夫を凝らしました。
どうしても家で一人での勉強だと集中力が途切れがちになってしまうため、毎日ではないですが近所の公立図書館で勉強したりしたこともあります。
また、参考書なども多数出版されてはいますが、あれもこれも手を出すのではなく、自分が選んだ教材を信じて何度も繰り返し読み返したり問題を解いたりしました。
見やすい参考書とそうでない参考書、自分に合う参考書とそうでない参考書はあるとは思いますが、逆に言うと合わないと思った参考書も見慣れてくると見やすくなってくることもあると思います。
試験に臨むと思うと不安になっていろんなものに手を出したくなる気持ちもわかりますが、少なくとも僕は最小限の教材をそろえたら後は反復で極端に言えばどこに何が書いてあるかも覚えてしまうくらい繰り返すことが大切ではないかと思います。
そして試験直前にはこれだけを見ようというものを一つだけ用意することも良いことかと思います。
僕は、自分が間違えやすい箇所(何度も間違えたり、なかなか覚えられない項目)をエクセルシートにまとめておいて、それを印刷して持って行きました。
どうしても範囲が広いですので試験直前になってすべてを見返すことは不可能です。
ですので、あらかじめ事前に最後に見直すべきものを用意しておくことは直前に何をしようと焦らずにすむ方法の一つだと思います。
僕は自前で作りましたが、人によっては「この一冊」と言うように参考書の中でも厳選したものを用意しておいても良いかもしれません。
「落ちたらどうしよう」ではなく「受かったらこうしたい」という気持ちを持ち続けることが大切だと思います。
また、試験範囲が広いですので1ヶ月や2ヶ月の勉強ではなかなか合格する人は少ないと思いますが、逆に長い勉強期間になればなるほど初心を忘れたり、集中力が途切れたりしやすくなると思います。
そういうときは何が何でも勉強し続けるというのではなく、いつもは1日4時間勉強しているけど今日は1時間で切り上げて息抜きしよう、という日を作ることはかまわないと思います。
ただ、その場合でも仮に短時間であっても毎日勉強を続ける方が(少なくとも僕は)勉強癖がつくので良いと思います。
本は1冊、過去問を網羅している本を買って、後はフォーサイトという通信講座を申し込んでいたので、そのウェブサービスも時々利用していました。
問題演習も会員専用サイトでできましたので、定期的にやっていました。講師のブログも時々読んで参考にしていました。
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