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学生時代に英検準1級を取得していたのですが、「準」の字が邪魔だと感じ、英検1級を受験しました。
それに、まだ若いころで、転職を考えていたこともあり、その際に自己をアピールできる武器が欲しかったというのもあります(ただし、資格取得前に、転職には成功しましたが)。
1次試験には数回落ちました。
最初の受験から合格するまで、あと数点足りないという惜しい結果を繰り返しました。
特に第1問の語彙のところで落としてしまうことが多かったので、倦まず弛まずボキャビルに勤しみました。
また、リスニングも苦手だったので、通勤の往復で、当時の「ラジオ英会話」と「やさしいビジネス英語」を聴いていました。
そして自宅では、当時地上波で深夜に放送されていたCBSイブニングニュースを録画しておいたものを何度も視聴しました。
さて、4回目で一次試験に合格しました。
次は二次試験で、スピーチと質疑応答の試験を受験することとなりました。
試験官にも、ネイティブが加わります。
しかし、それまで実は私はネイティブと本格的に英語で会話をした経験がありませんでした。
準1級合格の際も、指導してくれたのは日本人の講師だったのです。
しかし、私は免除制度を有効に利用しようと、一次合格以前から計画を立てていました。
ゆえに、最初の二次試験は合格するつもりでは受験しておらず、ただどういう感じのテストなのかを実感するためだけに、受験しました。
その上で、一次合格後に街によくある有名な英会話スクールに入り、1週間に8日通いました。
とにかくアウトプットを心がけ、これまで覚えた表現を実践で使用するようにしました。
普段は寡黙な私なのですが、しゃべりすぎて、うざがられていたかもしれません。
またろれつが回らないなど、日本語も多少下手になりました。
夢の中でも毎日英語で話していました。
それくらい、時間を有効活用してレベルアップしてやろうと躍起でした。
そして、二次試験の1ヶ月ほど前から、普段の英会話と並行してプライベートレッスンとして英検1級に特化したレッスンを受けました。
二次試験を3回受けることも想定の範囲内だったのですが、二次試験は2度目で無事に合格することができました。
試験対策としては、豊富な語彙力を身につけましょう。
また、二次合格のためには、社会的なことなどに関心を持ち、自分の思いをどのように英語で表現すればいいかを考える学習を積んでおく必要があるでしょう。
なお、合格した後で誰でも痛感することではありますが、英検1級に合格した程度で、英語が出来るようになるわけではありません。
資格取得はキャリア形成において重要なことではありますし、それに英語学習のモチベーションとしても有効ではありますが、資格を取得したら英語学習のモチベーションを喪失してしまうという人もいます。そういうことのないようにしましょう。
NHKの語学番組は、テキストも安く、中身が濃いです。語学学習に本当に熱心な人は誰でも利用していると思います。また、英検に関しては旺文社から出版されている予想問題集や過去問題集
などはやっておくべきだと思います。
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