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大学では会計学を学んでいたが,4年間在学して目に見える成果というべき何かを残していなかったため,4年次最後の冬に日商簿記検定3級と2級をダブル受検しようと思い至った。
3級は,主として個人事業主の日々の取引記録をもとに,1会計年度の経営成績と財産状態を示す書面を作成し,また解読できるようになるのが合格への道である。
他方,2級は,より規模の大きい株式会社の日々の取引記録に着目することになるため,当然のことながら3級の知識の理解・定着が不可欠となる。
それぞれを個別に受検する受験生が大半であると思われ,3級→2級とステップアップして学習していくことが基本知識の理解・定着には優れた方法であろう。
ダブル受検で苦労する点は,まさに「ステップアップして学習していく」場合と比肩すべき「基本知識の理解・定着」を図ることができるかという点にある。
特に,簿記の仕組みを理解するには,前提知識として勘定科目というものを覚えていく必要がある。
暗記物が得意な受験生であれば,勘定科目をどう使っていくはさておき暗記することそれ自体は苦ではないが,暗記物が苦手な受験生には受検を決意するうえでここが最初の難関となる。
簿記の学習においては,勘定科目を覚えていることが「基本知識の理解・定着」の前提であり,暗記物が苦手な受験生としては,ここに工夫をこらすことが必要となる。
幸いにも大学の講義や受験予備校等の講座である程度の基本知識をさらうことは容易である。
しかし,簿記検定を突破するには,出題傾向等を把握して検定で問われやすい分野については特に充分な理解が求められる。
まったく同じ問題は出ないというイメージのまま反復して過去問を解いていたため,苦になってくる瞬間がある。
そこで,自分が間違えやすい設問に限定して何度も解くという方法で過去問の分析を積んでいった。
大学等の授業で簿記を勉強する場合,財務会計論や税務会計論といった理論的な授業を履修すると,簿記検定で出題される内容を理論的に学ぶことができます。
「なんでこういう仕訳をするの?」「ここはどういう計算をしたの?」ということがしっかりと理解できます。
独学で勉強する場合,簿記の勉強には私はとっつきにくさがあると思うので,「文字」だけの教材よりは「イラスト・図」が用いられていて視覚的にイメージできる教材を利用されるのがよいかと思います。
全ての受験生の方には,ぜひ「なんで?」「どうして?」と「常に考える勉強」をして基本知識の理解・定着を図る受験勉強をしてもらえたらと思います。
http://ameblo.jp/pubrofboki/
「とっつきにくさ」を取り払うべく,ストーリー仕立て・イラスト豊富・図表豊富と随所に工夫がみられるため。
簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 商業簿記 テキスト&問題集 (EXAMPRESS)
ブログと合わせて読むとさらに理解が深まると思います。
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