資格の合格体験記は、国家資格、民間資格、各種検定など様々な資格、検定などの試験に合格した方がその体験談を投稿する、合格体験記情報サイトです。各資格の合格率や難易度、勉強法や勉強時間なども体験談に基いて掲載しています。あなたの取りたい資格が必ず見つかります。
サイト内の記事を検索
社会人になって、大学で学んだこととは違うことをやってみたいと思って簿記の学習を始めたところ、自分に合っていると思い、簿記1級に合格したことを機に本格的に公認会計士の勉強をしてみようと思いました。
簿記1級は1発合格したことから、せめて短答式くらいは1発で合格できるだろうとタカをくくっていましたが、2回受験してみてその難しさに恐怖をしました。
結局短答式に合格するまで7回受験しましたが、この短答式試験に合格するためにありとあらゆる手段を取りました。
例えば、簿記1級と同レベルの資格である全経上級をとったり、税理士簿記論・財務諸表論に挑戦したりしましたが、これらの資格を全部とっても短答式の財務会計論で合格点(7割)をとることができなかったため、税理士簿記論、財務諸表論を取得することで得られる短答式試験の財務会計論の免除を受けて短答式試験に晴れて合格することができました。
その後の論文式については、運よく1発で合格できたため、私はこの試験では、短答式試験に合格することがとても大変であるという印象をもっております。
また、私の場合は、会社に勤めながら勉強をしていましたが、その限界を感じ、1年間専念受験をしたものの結果がでなかったという苦労をしています。
そして、税理士への転向も一時は考えましたが、会計事務所に勤務して1年目でようやく合格できたというくらいこの試験に合格するために長期戦を強いられました。
金銭的な問題と、長く社会人から離れるというあまりしたくない経験もしました。
とにかく、公認会計士試験に挑戦するには、相当な覚悟が必要になります。
この試験は挑戦者の9割くらいはあきらめるといわれる試験です。
そのため、現状に不満をもっているというネガティブな理由で公認会計士試験に挑戦するというのであれば、合格するまで耐えることはできないと思われます。
何故公認会計士になりたいかということについて自分なりに揺らぐことのない断固たる決意をもつことをお勧めいたします。
私がお世話になった予備校:TAC
スポンサーリンク
投稿数の多い順にランキング!