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小さい頃(5歳頃)から祖父が当時珍しくまだ高価だったコンピューターを持っていました。
幼稚園の頃、私のためにパソコン雑誌に書いてあるBASICのプログラムを打ち込んで遊ばせてくれていて、その影響で私もパソコンやプログラミングに興味を持ち5歳で見よう見まねでプログラムを打たせてもらったりしていました。
その後、祖父は体調を崩し、ガンで死去し私も小学校に上がりパソコンからは遠ざかっていたのですが中学生の頃、ちょうど1995年にWindowsブームが起き私の家もその流行に乗ってパソコンを購入し、私も独学でプログラムを初め、高校は工業高校の情報科に進学、その流れで専門学校に入りカリキュラムにあった基本情報技術者を受験することになりました。
受験で一番苦労したのは、やはり内容の幅広さでした。
情報処理と一口に言っても、おおざっぱに分けてかなりのジャンルがあります。
・ハードウェアなど機械的な部分
・中間的なハードウェアからどのように計算するかなど
・ソフトウェアに関するもの
・ソフトウェアのうちデータの扱い(データベース)について
・アルゴリズム、プログラミンの実践的な考え方
・システム開発に当たっての基本的な法務、法律の知識
割と内容は多岐に渡り、覚えないといけない専門用語だけでも7000近くあると言われています。
単純に覚えないといけないことでもボリュームがそれなりにあるので、長い期間で覚えても必ず忘れてしまいますし、短期間で集中して覚えなければなかなか合格は難しいと思いました。
私の場合、3回受験してようやく合格だったのですが、1度目は合格基準ぎりぎりで落ちました。
2度目は前回のショックからだらけてしまい、勉強に集中できずに不合格。
3度目は受験そのものの慣れもあってようやく合格できました。
試験慣れや、勉強意欲などにも結果は左右されやすいと思います。
中でも特に苦労したのは、午後のアルゴリズム問題でした。
小さいな頃からプログラミングをしていたり、中学、高校(工業)でも趣味や学問の場で経験しており得意ではあったのですが、普通日常でプログラミングをする場合、資料など全部手元に揃えてわからなければその場で調べてというのが当たり前です。
しかしながら、試験は筆記でさらに他人が考えたアルゴリズムについて問われるので、普段プログラミングが得意だからと言って、必ずしも試験問題がスラスラとけるといった物では無く苦労しました。
おすすめの勉強方法はとにかく、過去問を繰り返すことだと思います。
午前の4択問題は、ほとんどが過去問と同じ趣旨で出題されます。
そのことは専門学校で教わっていたので、とにかく過去問を繰り返し何度も解きました。
これで実際に試験を受けても行けるだろうという安心感に繋がりました。
午後も同じく過去問なのですが、午後の場合ある程度考えを巡らせて解く内容ですので、時間を意識して問題に取り組むと良いでしょう。
あと、午後は特に復習と答え合わせが重要な気がします。
問題を解くときは時間制限があるので、過剰に書き込みをする余裕はありませんが、自分で練習問題を解いた後は、メモリの状態や変数の中身などダンプをしっかり書きだしてアルゴリズム内でどういった数値の変化が起きているか可視化することで、頭の中のイメージがすっきりして理解も深まり、実際の試験にも役立つと思います。
ちまた(インターネット)では「大学生なら1ヶ月勉強すれば合格できる」なんて話も出てきますが、個人的にはあまり参考にしない方がいいと思います。
実際のところ合格率も7%程度の試験です。
中には申し込んで受験しないという人が多いという見方をする人もいますが、考えてみれば試験当日までとても合格圏内に入れるだけの学習が間に合わなかった人が多いのではないかとも推測できるでしょう。
内容も基本的であるがゆえ幅広いので、短期間での勉強に自信がある方でも半年以上は見て置いてもいいかもしれません。
あと、それなりのボリュームのため1回落ちるとショックは大きいです、もし本気で合格したいと思ったなら、気合いを入れて1回で合格するつもりで頑張って下さい
この試験は2回3回も受けると精神的に堪えます。
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 平成27年度
かんたん合格やイメージ&クレバーは用語の説明だったら実際に過去問で出てくるような用語を使って簡潔に書いてありますが
この参考書はどうしてそうなるかイラストでわかりやすく説明されています。
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