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入社した会社では、2年目終了までに基本情報技術者試験に合格をすることが昇給要件であったため受験しようと考えたのがきっかけでした。
また、文系出身であったこともあり、IT企業へ入社する前に基礎知識を身に着けて置きたい気持ちも強かったです。
なぜ気持ちが強かったかと言えば、採用面接時に複数のIT企業の方に「理系出身者との知識の差を埋めるには大変な苦労と勉強量が必要」と言われたのが印象的であったためです。
入社後少しでも高いレベルについていけるよう努力をしなければいけないと、追い込まれた気持ちも持っていました。
実際に入社してみると資格を持っている人数もそこまで多くなく、入社前に少し基礎知識があったので、研修には遅れをとることなく参加することが出来ました。
受験勉強では、午後問題の言語の問題が最も苦労をしました。
午前問題は80問出題され問題数が多く感じますが、四肢択一式であること、また過去に出題された問題が出題されることから、試験対策の苦労はそこまでしませんでした。
午後問題は13問の文章問題の中から7問を選択します。
その中に必須選択で言語問題があり、Java、COBOL、表計算等から得意な言語を選択することが出来ます。
理系出身でもなく言語を学んだこともないため選択には困りましたが、1回目の受験では「java」を選択することにしました。
論理的な思考が出来ると言語問題も難易度はそこまで高くないのですが、考え方を理解することが難しく苦労しました。
また資格の大原では言語問題はDVD通学であり、今後業務で活かせると思い「java」を選択しましたが、内容を十分に理解出来ていないまま講義が進み終わってしまい、1回目の受験は点数が思うように取れず不合格となってしまいました。
2回目の受験時には、表計算の問題は他言語と比較し出題される問題のレベルがあまり高くないと知り、勉強する内容を表計算に切り替えました。
エクセルの関数を理解できれば何をしているのかがわかるので、javaよりは考え方を理解することができました。
また、過去問を数年分解きましたが、似たり寄ったりな問題が多いことがわかったので、傾向を理解でき対策が楽になりました。
言語問題以外についても、1回目の受験から半年間勉強を続けた甲斐があり1回目と比較して大分点数が取れるようになりました。
勉強方法は、テキストを読むだけでは覚えられないのでひたすら紙に書き出すことをしていました。
紙に文字を書いて声に出して覚えるという勉強方法を繰り返すことで、理解が必要な単語の意味等覚えていくことができました。
午前問題はひたすらずっと過去問題1500問程度を解き続けていました。
受験日の一か月前は、間違いやすい問題を集中し繰り返し解き続けることでミスが少なくなるよう勉強をしていました。
モチベーションを保つにはメリハリが必要だと思います。
勉強する時間は集中する、休む時間は勉強のことは忘れて好きなことに集中する、という切り替えを続けることが気持ちを保つ上では大切なことだと考えています。
また、甘いものは頭が疲れた時には良いと聞いているので、問題50問解いたらチョコ1個食べるなどご褒美を用意しておくこともモチベーションアップに繋がりました。
年に2回しか受験をすることが出来ないので、1回1回をとても大切に考えてほしいと思っています。
1回不合格になると想像以上にやる気が低下し、「また半年勉強を続けなければいけないのか」という感情が生まれるので、1発合格を狙ってほしいです。
ただし短期間でひたすら暗記をするような勉強方法で合格するような資格ではないので、受かることが目的であると同時に「理解する」ということも目的にしてほしいです。
資格の勉強だけで終わらず実務にあてはめた考え方が出来ると、とても仕事の質が高まると思いますので、そのような観点も忘れずに勉強を続けてほしいです。
長く大変な勉強期間になるかもしれませんが、一生懸命に勉強して合格できるよう頑張ってください。
応援しています。
【参考URL1】
https://co-akuma.directorz.jp/blog/
【参考URL1をおすすめする理由】
理解しにくいIT用語の意味を可愛いイラストを交えて解説してくれます。
わかりやすく整理されているのでとてもおすすめです。
平成27年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室 (情報処理技術者試験)
午前試験の過去問勉強の前にさらっと1周しておくと、過去問の内容がぐっと理解できるようになると思います。
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