資格の合格体験記は、国家資格、民間資格、各種検定など様々な資格、検定などの試験に合格した方がその体験談を投稿する、合格体験記情報サイトです。各資格の合格率や難易度、勉強法や勉強時間なども体験談に基いて掲載しています。あなたの取りたい資格が必ず見つかります。
サイト内の記事を検索
秘書検定2級を受験しようと思った理由は、ビジネスマナーを身につけたかったからです。
私は大学を卒業して一年ほどで結婚・出産をしたため社会人の経験がほとんどありません。
毎日家にいて育児をしているうちに、大学を卒業してOLが格好良く見えて仕方ありませんでした。
このままでは学力が低下して友人と引き離されると感じた私は、資格を取得することで自分を研磨しようと思ったのです。
ビジネスマナーは社会人としてなくてはならないものなので、私も社会人としてのマナーを身につけたいと思い受験することにしました。
秘書検定はビジネス系検定のなかでも知名度が高く、テキストが手に入りやすくて、受験日も年に三回あるので受けやすいと思い、こちらを選択しました。
受験勉強で大変だったことは、暗記だけでは済まないところです。
合格率が半分ほどだったので初めて受験をしたときは、秘書検定をなめていました。
マナー・接遇、技能である実技は合格しましたが、理論はボロボロでした。
理論は職務知識と必要とされる資質に関する問題が出題されます。
こちらは実技とは異なり、センスが問われます。
私は社会人としての職務経験が浅いし、センスを問われる問題は苦手なので苦労しました。
理論はただ暗記するだけですと、問題は解けません。
臨機応変にその場に応じてどう対応していくかを理解していなければ、選択問題なので他の選択肢に惑わされると思います。
具体的に申しあげますと、“上司に取り次いで欲しいと来客から言われて断る場合はどうしたら良いか?”などです。
この場合、紹介状があるか確認したほうがいいのか、そうでないかを判断して対応しなければなりません。
秘書はパイプ役としての行動をしなれけばならないので、フットワークを軽くすることも大切ですが、それだけでは簡単にいかないところが理論の難しいところだと思います。
要領よく迅速にとは言いますが、それだけを頭にいれて問題を解くと大抵はひっかかります。
いくらこちらがスムーズな対応をとっていると思っても、相手はそうではないということが問題を解いてるとそのうち理解できてくるでしょう。
私は理論の勉強で、有能な秘書とはどういうものかを考えさせられました。
ただ影に徹するだけでは有能とはいえないし、だからといってでしゃばりすぎてもいけないので、加減が難しいと思いました。
初めて受験するときは、理論も実技も同じくらいの時間をかけて勉強しましたが、秘書検定は理論60%、実技60%で合格ですので実技だけ良くても合格しません。
私は実技の正解率は高かったのですが、理論は低くかなり差がありました。
そのため、二回目の受験のときはひたすら理論を勉強していました。
何回も過去問を解いて、問題慣れをしながらわかりやすく解説してある集中講義のテキストを読んでいました。
そして、同じ問題ばかりですと飽きて疲れてしまうので、疲れたら実技の問題を解いていました。
モチベーションを保つのには無理をしないことも大切だとおもいます。
私は疲れたときは寝て余裕を持つことにより、モチベーションを保っていました。
秘書検定を甘くみてはいけません。
選択問題が多いですし、解き易そうに見えますが他の選択肢に惑わされてひっかかることがあると思います。
理論は何回問題を読んでも理解できないところもありますが、こちらはセンスだと思うので何度も繰り返し過去問を解いて、過去問だけではなく詳しい解説が記載されているテキストを買うのがお勧めです。
社会人経験のある方で事務の仕事をされていればそんなに難しくないかもしれませんが、学生さんやあまり接客、事務の仕事を経験したことがない方は真面目にしっかりと問題に取り組んだほうが良いかもしれません。
秘書検定は何度もテキストを読んで過去問と解いていれば合格します。
一度や二度落ちても諦めず挑戦してください。
早稲田教育出版の公式受験参考書である実問題集と集中講義のテキストがあれば十分だと思います。
過去問と詳しい説明が記載されている参考書です。
秘書検定集中講義 2級
スポンサーリンク
投稿数の多い順にランキング!