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簿記2級を受験した当時、失業中でした。
正社員の経験がなかったこともあり、就職がなかなか見つからず、雇用保険も受給していたのですが、受給期間も終わってしまっていました。
たまたま国が当時「緊急人材育成支援事業による訓練」(基金訓練とも呼ばれていました)という職業訓練の講座を開いていたのを見つけました。
雇用保険の受給資格がない人が対象で、短期間で商業系の資格をいくつも取ることができ、訓練の期間中は生活費ももらうことができるのも魅力でした。
何とか就職先を見つけたい思いがあったのと、また父が強く勧めてくれたのもあり、資格を取れば就職につながるのではないかと考えて受講しました。
お金をもらいながら勉強できる制度は今の自分にぴったりだと思いました。
苦労したことは、やはり、簿記の仕組みはとても複雑なので、仕組みを理解するのにとても苦労しました。
初めのうちは特に混乱します。
私は文系なので、数字がたくさん出てくるのも苦手意識がありました。
勘定科目など覚えることもとても多いですし、頭が混乱してきて、教科書の言いたいことが分からなくなってくることもしばしばでした。
これは教材にもよるかもしれないですが、職業訓練の講座なので、先生が説明してくれるのでなんとか理解できるようになりましたが、独学でテキストを読んでいるだけでは難しかったと思います。
簿記の経験があるわけではないので、実際の簿記の流れがどのようなものなのかイメージすることもできませんでした。
とにかく仕組みや用語の意味が分からないというのが簿記で一番苦労する点だと思います。
ひたすら繰り返して教科書を読んだり、わからない点は先生に質問するなどしてやっと理解するしかありませんでした。
また、暗記だけの勉強でもないので、問題をたくさん解かなければならないのも大変です。
電卓を使って計算するのも、初めは苦労しました。
自分が間違っていないか自信が持てず、何度も計算してしまったこともありました。
こちらも訓練の講座で、同時に電卓の検定の勉強もしていたおかげで助かりました。
また、どうしても飽きがきてしまい、モチベーションを保つのも苦労しました。
毎日帰宅した後も必ず机に向かうようにしていましたが、誘惑に負けそうになることもありました。
私の独自の勉強法は、教科書の内容を一通り読んで頭に入れたら、ルーズリーフに重要な点をまとめていくことです。
自分が見るだけなのできれいに書く必要は無いですし、箇条書きで構いません。
他の暗記系の勉強でもそうなのですが、教科書を読んで重要な点を自分なりに、体系立ててまとめていくと整理して頭に入れることができます。
書くことで用語を暗記している、というわけではないので、体系立てて整理しながらまとめるのがポイントです。
また、自分にとって重要な点でよいので、テキストの中では重要な部分であっても、自分の中でもうよくわかっていることであれば書く必要はありません。
他の用語や事柄とのつながりを持って有機的に頭に入れた方が理解しやすく、覚えやすいと思います。
簿記はひたすら覚えることも多く、大変だと思いますが、とにかく問題をたくさん解くこと、特に過去問をたくさん解いて出題の傾向を押さえることが大切だと思います。
勉強法の部分で書いたように、要点を頭に入れたら、あとは実践あるのみです。
また、簿記に電卓は重要ですので、私のように同時に電卓を勉強するのも良いと思います。
私は職業訓練の講座だったので先生が解説してくれ、一緒に勉強する仲間もいましたので乗り越えることができました。
資格の学校に通うのも手だと思いますし、独学の場合はわかりやすいテキストを選ぶのが大切だと思います。
モチベーションを保つのも大変だと思いますが、その点でも仲間がいて励ましあったり、相談できる相手がいると良いと思います。
独学の場合は分かりやすいテキストを選ぶことが大事だと思います。このテキストは役に立ちました。
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