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【業務を行う上で身に付けるべき必須の知識として税理士試験を受験】
【仕事をしながら暗記は時間確保が壁となる。内容説明を意識し時短を図る】
【普遍的な考えを体系的に学ぶことができ、実務に自信が持てました】
【用語の暗記が必須。本質を捉え内容を理解することが暗記の近道】
税理士試験(財務諸表論)を受験しようと思ったきっかけは、前年に税理士試験の簿記論に合格できたことで、それとの関連が深く勉強時間を大幅に削減し効率的に合格を目指すことができると考え財務諸表論の受験を考えました。
また、会計事務所の実務において、各企業の会計帳簿を作成するにあたり、企業会計の原則に従った、適正な処理をすることや、法人税の確定申告書が確定決算に基づいて作成されていることからも、業務を行う上でできるだけ早い段階で身に付けるべき必須の知識であるとも考えたためです。
計算分野については、簿記論で学習した知識が有効に活用できたため、大きな苦労はありませんでしたが、理論分野については、同じ年に税理士試験の消費税法も受験をしていたため、仕事をしながら暗記のための時間を確保することに大変苦労しました。
それについては、ただ単純に暗記をするのではなく、内容をよく理解し、自分の言葉で説明できることを意識することで、暗記時間の短縮を図りました。
次々に新しい考えや指針が示される会計の世界においても、以前から変わらない普遍的な考え方を体系的に学べたことが良かったと思います。
また、実務において作成する決算書や各種会計帳簿が、各種規定に則っていると自信を持てることも財務諸表論を学習・合格できて良かったことかと思います。
税理士試験の財務諸表論の理論暗記については、キーワード(会計用語)をしっかりと暗記したうえで、そのキーワードを使って自分の言葉で説明できるようになることが最も時間短縮になり、かつ、応用可能な知識になるかと思います。
近年は、本試験でもキーワードの穴埋め問題の出題が多いので、用語の暗記はその対策に直結し、少しひねった問題であっても、内容を理解していれば、本質を述べることができると思うからです。
計算問題については、総合問題が中心で、個別論点の深い知識よりも、その解き方やスピードが重要な要素になると思うので、メモの取り方などを自分で工夫するか、専門学校などで受験のためのテクニックを学ぶことをお勧めします。
財務諸表論 個別計算問題集〈2016年受験対策〉 (税理士試験受験対策シリーズ)
様々な出題形式に対応した問題集です。
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