はり師免許試験に合格。仕事をするために受験しなければならなかった…

  • はり師
  • 投稿日:2014/09/26
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この記事の大まかな内容

  • 42歳男性。平成2年はり師に一発合格。最終学歴は専門学校卒
  • 1日の勉強時間は4時間。勉強期間は3年。勉強方法は専門学校
  • 高校時代先生に将来の職業として薦められた。悩んでいたある症状を、鍼の先生に治していただき興味を持った
  • 46分の音楽を流しその間集中して勉強。1本終わったら休憩、そしてまた46分勉強する。
  • 治療の現場に出たら、学ばねばならないことは資格試験以上にあった

鍼灸師として仕事をするため、学校に通った最終目的として鍼灸師資格を受験

鍼灸師、或いはマッサージ師として仕事をするためには免許が必要です。

そのための勉強のために専門学校に3年間通いました。

資格試験は学校に通った最終目的であり、「受験しよう」と思ったというよりは、仕事をするために受験「しなければならなかった」のです。

では、そもそもなぜ鍼灸師になろうかと思ったかというと、高校時代中国武術を学んでいた時にその先生に進路の相談をしたところ、先生も鍼灸師の資格を持っておられ、治療の知識は武術家には必須であることから、将来の職業として薦められたというのが一つ。

もう一つは、当時悩んでいたある症状を、病院では治らなかったのに地元の鍼の先生に治していただき、鍼灸治療に興味を持っていたためです。

東洋医学から西洋医学まで広範囲にわたって勉強する必要があった。

受験勉強で大変だったことは、東洋医学だけでなく解剖学なども学ばなければいけなかったこと

鍼灸は東洋医学でありながら、日本のはり師、きゅう師、あんま・マッサージ・指圧師の資格を取るためには西洋医学を勉強する必要がありました。

解剖学・生理学・病理学等です。それに加え、衛生学、鍼灸・マッサージに関する関連法規等も勉強する必要があります。

これらは全て、資格試験の科目として出題されるもので、科目が多いこともさることながら、その範囲も非常に広いので、ひたすら広範囲にわたって勉強しなければならなかったのが一番苦労した点です。

また、現在は廃止されていますが、私が受験した時代には実技試験もありました。

実技試験の場合は、全身で300以上ある経穴(ツボ)の中から、試験官がランダムに選び、その場所を正確に指し示す必要があるということで、300以上の経穴の名称・場所(どこの関節を基準にそこから何寸かなど)を覚える必要がありました。

そして、鍼師の試験の場合は実際に鍼を打ったり、灸師の試験の場合はもぐさを実際の治療につかう大きさにそろえ(これを鍼灸の用語でもぐさをひねるといいます)、試験官の前で立てていかねばならないという試験もあったので、ただ経穴の位置などを暗記するだけでなく、技術の部分でも練習しておかねばなりませんでした。

要するに、何か一つのことに絞って勉強すればそれでいいということではなく、様々なことを覚え、練習しなければならないというのがとても大変でした。

しかし、これは患者さんの健康をあずかるという仕事をするためにはしっかりクリアしておかねばならない条件です。

音楽カセットテープを流して勉強と休憩の時間を調整し、集中力が切れるのを防いだ

鍼灸師の資格試験は、専門学校に行って定められたカリキュラムを修めればその後何回でも受けることができます。

しかし、傾向としてはやはり学校に通っている現役学生の時が一番合格率が高く、一度失敗すると年を経るごとに合格率が低くなるということを聞かされていたので、なんとしても一発合格しなければという思いによりひたすらモチベーションを保っていました。

勉強法としては、当時はまだカセットテープを使っていた時代なので、46分の音楽カセットテープを流し、その間集中して勉強して、カセットテープが1本終わったら10分~20分休憩、また46分ぶん勉強するということを繰り返して、集中力が切れるのを防いでいました。

治療の現場に出たら資格試験以上に学ぶことがある。合格したその先を見据えて資格に挑んでほしい

規制緩和により鍼灸学校は増えましたが、増えたということはそれだけ質も落ちる傾向にあるということです。

日本の法律では鍼灸は医療とは認められていませんが(医業類似行為とされています)、実際の臨床の場で行うことは医療に等しいことです。

鍼灸師の資格は、それが目的ではなくあくまで鍼灸師として治療を行うための最低限の条件でしかありません。

学校で習うことの多くは資格試験に合格するためのものです(学校の方針によって実践的な勉強があるところもありますが)。

資格をとって治療の現場に出たら、学ばねばならないことは資格試験以上にあります。

これから鍼灸師の資格をとろうという人は、鍼灸師としての使命感をしっかり持った上で、合格したその先を見据えて資格試験に挑んでいただきたいと思います。

役に立った本や参考書


はり師、きゅう師国家試験問題解答集―平成28年(2016年)度用 第13回~第23回(2005年~2015年)
基礎をきっちり学習できます。

まとめ

  • 東洋医学から西洋医学まで広範囲にわたって勉強する必要があった。
  • 音楽カセットテープを流して勉強と休憩の時間を調整し、集中力が切れるのを防いだ
  • 鍼灸師として治療の現場に出たら資格試験以上に学ぶことがある。合格したその先を見据えて資格に挑んでほしい
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