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税理士を受験しようと思ったきっかけは、会社に属さずに独立して働きたいと考えた時に税理士という職業に魅力を感じたためです。
受験勉強で苦労したのはその税理士試験という試験の壁の厚さでした。
財務諸表論という科目についても例外ではなく、とにかく難しいという印象でした。
簿記・財務諸表論のような会系科目はとりあえず繰り返し解けばパターンに慣れて何とかなるとは言われていましたが、実際にそれだけの勉強時間を確保するのが大変でした。
専門学校等のパンフレットでは500時間程度の勉強時間で良いと書かれていましたが、とてもそんなレベルではなく、結局試験までに費やした勉強時間は2,000時間はゆうに超えていたと思います。
平日は会社から帰ってきて寝るまで勉強、休日は朝早く起きて夜遅くまで自習室にこもって勉強するというのが1年間のパターンでした。
そこまでやってもなかなか合格点を模試などで取る事が出来なくて、直前まで合格するかどうかが分からないといった状況にあり、税理士試験という試験の難しさには圧倒されるほどでした。
税理士試験の財務諸表論を合格して良かった事は、これだけ勉強を頑張れたという自信になった事です。
また、財務諸表論まで取っていると会社レベルの仕訳ではほとんど分からない事も無くなり、経理の仕事で他の人にアドバイスできる位の力が身に着いた事です。
また、会社の財務分析も出来るようになったので、株式投資をする時などにその会社の業績がどうなのかという事が理論的に分かるようになりました。
思っている以上に税理士試験の財務諸表論という試験はレベルが高い試験であるという事を認識してほしいという事です。
予備校は500時間の勉強時間で合格できるとうたっていますが、それだけの勉強時間で合格したという話は聞いたことがありません。
最低でも2,000時間の勉強時間は必要だと肝に銘じてください。
そして、これだけの勉強時間を捻出できるだけの環境を整えられるようにして下さい。
ただ、財務諸表論は税理士試験の中で一番努力が成果に結びつきやすい科目であるため、費やした時間に比例して合格可能性は上がると思います。
勉強した大原簿記学校のページです。
http://www.o-hara.ac.jp/best/boki/
問題の解き方や書き方が分かりやすく解説してありますので、試験対策としておすすの1冊です。
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