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税理士試験(財務諸表論)を受験しようと思ったきっかけは、手に職をと思い、父が長年従事していた税務の世界に関係のある税理士を目指したことです。
また、日本の企業の90%以上は中小企業です。
中小企業と言っても様々な形態があり、自社で性格に帳簿をつけることができる企業、事業年度末に徹夜作業で会計をまとめる企業など、その状況は様々です。
前述のように、日本の90%以上は中小企業です。
一部の大企業のみでは日本の再成長は達成されず、中小企業のパワーアップが必要です。
パワーアップのためには、会計を正確に行い、財政状況や経営成績がどうなっているかを見極める必要があります。
私は、その力になりたいと税理士を目指しました。
何も会計の知識のないところから始めたので、理解し、整理を行うのに苦労しました。
財務諸表論は、貸借対照表や損益計算書の役割・成り立ち、どういう概念の元に作られるか、どんな会計原則が基礎になっているかに関する科目です。
簿記の知識のある方は、スムーズに入ってくる科目かもしれませんが、全く知識のない私には大きな壁でした。
特に細かい勘定科目と言った話ではなく、概念フレームワークという財務諸表の概念的な話を理解するのは大変で苦労しました。
財務諸表論は、会計の基礎です。
仕訳を行うことによって、出来るものが財務諸表(貸借対照表・損益計算書・株主資本等変動計算書)です。
会計の基礎を知ることにより、簿記論ほか他の税法科目の勉強がスムーズに進むと思います。
また、ニュースや新聞で出てくるような会計用語もスムーズに耳に入ってきて、世の中の経済の流れも分かり易くなりました。
財務諸表論は、会計の知識ゼロから初めて2年でとることが出来ましたので、税理士試験の受験科目の中でも、とり易い科目だと思います。
しかし、取り易いと言っても競争試験。
他の受験者の方より努力が必要です。
従って、努力が実り易い科目と言えることができると思います。
貸借対照表や損益計算書の概念的な部分、会計の成り立ち、時価評価・原価評価などわかり難い部分もあるかと思いますが、他の税法科目と比べると法律ではないので、覚えやすいと思いますし、勉強すればするほど合格に一歩も二歩も近づくと思います。
努力をし続けて「合格」を勝ち取ってください。
財務諸表論 個別計算問題集〈2016年受験対策〉 (税理士試験受験対策シリーズ)
近年の出題傾向に対応しているテキストです。
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