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簿記2級を受験しようとおもったきっかけは、当時公認会計士の仕事に大変興味があり、会計士を目指すなら最低簿記検定1級はとっておかないとだめだ、という安易な理由から勉強を開始しました。
勉強面で大変なところは、まず簿記検定3級を学び始めたころ、簿記という分野の入り口において、借り方や貸し方などの専門用語の多さや、専門的なルールの多さに最初は戸惑い続けてしまいました。
3級では商業簿記というもののみなのですが、2級では商業簿記+工業簿記という今までとかなり違うものが試験範囲内にでてきます。
その工業簿記も一から概念を覚えていくことが大変でした。
また、独学と大学の授業で会計を勉強していました。
講義の中は簿記検定3級を1年で学び、2級を2年以上の先輩方が学んでいたらしくそれを知らずに講義を受けてしまい、中々恥ずかしく前に出て教授に質問することができませんでした。
それと独学ですので、周り聞ける人がまったくいませんでした。
しかし、その分、自分ですべて調べて理解するという勉強をしていたので、知識の幅が荒くなってしまいがちな独学でも、しっかりと学ぶことができ、無事1回での合格を受けることができました。
簿記を知らない方はよく、「今はパソコンで会計作業はするから簿記なんていらない」という方が非常に多いですが、企業の決算書や貸借対照表などは割りとその企業のホームページなどで掲載されていることが多くあります。
その決算書の意味や、その会社の経営状況のある程度の判断などが自分で判断をつけることができるようになるかと思います。
中小企業の多くは、資金繰りが悪く倒産してしまうことが多いということをよく耳にしますが、今の簿記検定ではキャッシュフロー計算書の作成が必須になっていますし、1企業の経営実態を性格に把握するという意味でも、この資格は大変役に立つと思います。
特に就職活動時期になると、多くの学生が企業分析をするかと思いますが、人とはまた違った視点で、なんとなく景気よさそうなどという曖昧ではない経営分析ができると思います。
また、割と2級まで持ってると回りから「すごい!」という評価をもらえることが多いです。
正直、資格のなかでは知名度も高く、事務や総務業の方など日頃使っている人も多いので、割と簿記で会話が弾むことなんかも多いです。
これから受験する方へアドバイスをすると、この試験は結局知識と「慣れ」で結果が決まると思います。
同じ参考書を書き込んでは全て消し、また書き込む、このやり方が実は一番効率のいいやり方だと思います。
私は上記のやり方で、2級取得時に購入した参考書は3~4冊程度でした。
合格するための過去問題集 日商簿記2級 ’15年11月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)
簿記の過去問です。当たり前ですが過去問は必須だと思います。
サクッとうかる日商2級商業簿記テキスト(改訂六版) (サクッとうかるシリーズ)
このシリーズ、大変わかりやすくて文字ばかりでは嫌という方も非常にわかりやすく進めますので、お勧めです。
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