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簿記3級は、母が経理の仕事をしていた関係で、以前から少し簿記に興味を持っていました。
大学の授業で、簿記の授業があったので勉強してみようかと思って始めたのがきっかけです。
最初は、企業とか経営の事がちょっとでも分かればいいかなと思っていましたが、簿記のシステムを勉強していくうちに、本当によく出来た方法だとびっくりしました。
大学在学中は何度やってみても精算表が合わなかったり、勉強を続けても直接自分が将来する仕事に関係ないと思って基礎を学んだぐらいでした。
その後、いろいろなバイトをしながら大学院、社会へと出て、改めて簿記を勉強する事でお金が動く様子が分かるし、そういう事がキッチリ出来る事は大事ではないかと感じました。
勉強を改めてし直すと、パズルを解くような感覚が面白くて、自然と合格を目指すようになりました。
勉強していくと、いくつか仕訳が難しかったり、何度答えや解説を読んだりしても、どうしてそういう処理になるのかが分からない問題がありました。
独学だったので一人、根気よくテキストを読んだり、何度も問題を解いてみたりしましたが、中々理解出来ませんでした。
試験の日が近づくと、時間を測りながら過去問題などに挑戦しましたが、どうしても分からない部分を分からないままにしていた事もあって、答え合わせをすると合格ラインギリギリの点数でした。
試験の2週間前までその状態が続き、教科書を開くのも苦痛になりました。
1人で仕事の時間の合間をぬって勉強していたので、誰かに教えてもらう事も出来ず苦しかったです。
また、どうしても得意な問題と苦手な問題が出来てしまい、取れる点数のばらつきが大きく、中々安定しませんでした。
簿記検定の3級は、一番最後によく出る精算表や試算表などの大問で、一気に得点する事が出来ます。
落ち着いてやれば左右の計算がきっちり合う問題なので、まずはその問題を完璧に出来るようにすると良いと思います。
やはり、大きな表を間違えずに作れるようになると、簿記はぐっと面白くなりますし、完成した表を見るととても嬉しくなります。
また、私はよく過去問題を家ではなくカフェや図書館へ行って解いていました。
長居をするのはご迷惑なので、1回分を解いて帰った方がいいとは思いますが、周りに人がいると本番の試験でも周りの音を気にする事なく集中する事が出来ます。
簿記は他の資格とは違い、電卓の使用が認められています。
大体最後の大問にみんな電卓を使うので、周りから少しずつ電卓を叩く音がするのは余計なプレッシャーになります。
普段から、少し騒がしい所で問題に取り組むといいと思います。
日商簿記検定の、特に3級はしっかり勉強すれば、十分合格可能な資格です。
最初は聞き慣れない単語が出て来たり、転記や修正を間違えて全然うまくいかないと思います。
でも、何度も何度も練習すれば、コツのようなものが分かってきます。
最後の大問などがきれいに解けると、まるで一流企業の経理のような気分が味わえるぐらいスカッとするはずです。
私も最初は合格までの道のりがとても遠く感じ、「私の人生に絶対必要なものじゃないし」と逃げ腰になった事もあります。
でも、その絶対に必要なものじゃないものにチャレンジをして、合格を手に入れる事はとてもあなたに自信を与えてくれると思います。
自分もやれば出来るんだ、自分の専門分野以外の事だって知りたいという気持ちがあればいつでも勉強出来るんだと、私は簿記の勉強を通じて思いました。
この本は、大学で初めて簿記の勉強をしたときに、先生から勧められて買った本です。実際の試験の問題に似た問題を解きながら、簿記の基本的な仕組みについてコツコツ勉強することができます。派手は色が使われていないので、すっきりしていて見やすく、書き込みなどをしても大事な部分を自分なりに目立たせることができます。
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