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私は就職活動を目前に控えた大学3年生の頃、履歴書やエントリーシートの資格記入欄に書くものがまったくなく、普通自動車免許すら取得していなかったため、すごく焦っていました。
大学の学部が経済学部ということもあり、少しでも大学の勉強にもつながるものが良いと考え、日商簿記検定試験を受けることを決意しました。
また、当時付き合っていた彼女が、高校卒業後、都内にある簿記の専門学校に通い、簿記を学んでいたため、私が日商簿記検定試験を受ける決意をする以前から、簿記についての情報は聞いていました。
資格取得は明確な目標を持たねばうまくいかないと思っていたので、それならば二人で勉強した方がお互いをサポートして、効率よく勉強できると考え、この資格を取得しようと思いました。
はじめ日商簿記検定試験の3級から勉強をスタートしましたが、通信講座でも十分学べるレベルの内容だったため問題はなかったです。しかし途中、2級を勉強しだしてから、3級にはない工業簿記という科目が加わったため、とても苦労しました。
大学生だったため、まだ本格的な仕事経験がないとはいえ、私はアルバイト代のみで生活していました。
なので、商業簿記はなんとなく社会のイメージが出来ましたが、工業簿記は多少特殊なところがあるためイメージができず、最初は問題の意味すら解釈しづらかったのを覚えています。
結局、通信講座では先生に都度、質問することも不便なため、彼女が通う専門学校に私も通い、授業を受けました。通信講座よりは理解度も高まり、通学してよかったとは思いましたが、試験日までずっとこの工業簿記には苦労しました。
私の場合、就職活動の際の履歴書に、どうしてもこの日商簿記検定資格を記入したいという思いがありました。そのためには、決意した日から8カ月後に行なわれる試験に、2級も3級も同時に一発合格しなくてはなりませんでした。
3級の取得だけでも良かったのかもしれませんが、簿記の場合、履歴書記入は2級以上でないとインパクトが強くないと人から聞いていたため、どうしても取得したいと私は強く思っていました。
現に私のように、いつまでに取得するというゴールイメージが明確でなかった私の彼女は、このとき3級には受かりましたが、2級には不合格でした。
なので、このいつまでに取得するのかが非常に大事だと思います。あとはなるべくいろんなテキストに手を出さず、信じたテキストや問題集を何度も解くように私はしていました。
そして、上級になればなるほど、一人で学ぶより先生やいっしょに学ぶ人がいた方が効率の良い資格であるようにも思います。
簿記に出てくる科目、特に商業簿記などは、どこの企業に勤めていても商いを行なう社会人にとってはとても基本的なことであり、会計の基礎でもあります。なので、直接その職務に役立たないとしても間接的には絶対に役立つ資格なので、資格取得をすることだけを目的とせずに、その後に社会人としてどう活かしていくかも考えると、よりモチベーションも高まるように思います。
試験日まではあっという間に時間は過ぎていくと思いますが、後悔することなく、日々計画立てて勉強し、頑張ってください。
日商簿記3級に合格するための学校【テキスト】 (とおる簿記シリーズ)
理解と定着が進みます
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