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私は新卒で入社した時から経理部に配属となりました。
そこで実績として5年キャリアを積みました。
その企業は日本の会社でしたが私は英文科卒でしたのでどうしても英文簿記をやりたいと思い、転職を目指すことになりました。
外資系専門の転職エージェントに登録しようとしたのですが、簿記の資格がないと登録ができないと言われて断られてしまったのです。
試しにチェック問題をしたのですが、やはり仕訳が全くできず、エージェント側としても紹介できないレベルといわれてしまいました。
その日は何もできずに追い返されてしまってかなりショックでしたが、そこで諦めてしまうのは悔しくて、簿記の学校に通う決意をしました。
簿記の資格を取ってそのエージェントを使わずに外資系に転職成功させてやる、という意地でのことでした。
私は小さいころから数学が苦手で、ちょっとした計算問題でも文章問題となると読むのも辛いほどでした。
簿記の問題は算数ができなければいけないと思っていたので、スクールに申し込んで通うまでが非常に気分が落ち込んだのを覚えています。
仕訳というものをそもそも何のために行っているかを理解していなかったので、貸方と借方という概念に苦しみました。
参考書の同じ問題を何度も解くのですが、同じ場所を間違ってイライラすることも多かったです。
計算をするために電卓を購入する必要があったのですが、会社で経理の実務を積んできてしまったので、電卓も加算式でないと使えなくなっていました。
家電量販店で加算式の電卓を取り寄せをしてスクールの前日ぎりぎりに間に合いました。
私がモチベーションを保った方法は、趣味のバンド活動を続けるということでした。
昼間はフルタイムで働き、土日はスクールに通い、資格を取得して転職活動を成功させたいと思っていました。
その間趣味であるバンド活動を積極的に続けてライブを入れることで、どんなに辛くても自分は決してダメな人間ではない、というモチベーションを保つことができたのです。
確かに寝る暇もあまりなく疲れる日々でしたが、やることが多い方がかえって時間の使い方が上手になりました。
少しでも時間があると練習問題を解こうという気持ちにもなれて、より多くの問題に手をつけることができました。
人間は忙しい時ほど集中力が湧いてくるもので、私の場合はそれで成功したと思います。
これから簿記2級を目指す人へ、もしも初めて簿記の勉強をするのなら簿記は3級から始めるのがおすすめです。
3級は簿記の基礎から始められますので、まずは基礎を学んで一度試験に合格してから2級に進んだ方が自分自信が付きます。
また、通信講座で勉強をすることもできますが、やはり士気を高めるためにはスクールに通って講師の説明を聞いた方が気合が入ります。
講師がこれだけ一生懸命に説明してくれているのだから理解しよう、という気持ちになれるからです。
また、スクールでは年齢層もかなり高い生徒が大勢います。
ライバルというよりは、同志のような連帯感が湧き、みんな仲間で頑張っているという気持ちになれますよ。
難しい問題でも誰かが考えている姿を見ると、声をかけて一緒に考えることもできます。
合格するための過去問題集 日商簿記2級 ’15年11月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)
とても見やすく分かりやすいです。買ってよかったです。
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