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私は四年制大学の文系学部に入学しましたが、例えば教育学部や医学部と違って、大学を修了する事が直接就職に結びつく学部ではないため、就職の時の事を考えて何か資格を持っていた方が有利だろうと思っていました。
とは言っても、司法試験や公認会計士などの資格は生半可な気持ちでは到底合格する事はできず、その道でずっと仕事をしていくという強い決心がなければできるものではありません。
まだ大学に入ったばかりだったので、まずは気軽に挑戦できるような資格から始めてみようと思い、調べてみた結果、日商簿記が手頃な資格だと思ったので始めてみました。
小学生の頃にそろばんを2級まで習っていたので、数字を扱う簿記は馴染みやすそうに見えたのもあります。
日商簿記2級は商業高校の生徒でも結構取得しているレベルだそうなので、内容がわからなくて行き詰まる事はそんなに多くないと思います。
とは言っても、資格の専門学校に通って勉強している人とは違って、独学の場合はわからない箇所を質問して解決するという事ができません。
わかるまでテキストをあと戻りして、何回も考え直し、自分で解決するしか方法がありません。
独学だと誰も教えてくれないのが難点
何度読み返しても理解できないような所が出てくると、途中で投げ出しそうになったりしてしまいます。
結局は再びテキストを読み直す作業に戻るのですが、独学の場合は誰も教えてくれないというのが苦労する所だと思います。
私は大学の寮に住んでいたのですが、大学の寮というのは何かと賑やかで色々な誘惑があり、集中して勉強するには向かない所がありました。
そこで私は大学の図書館を利用していました。
さらに上位の資格取得勉強にも繋がっていると考える。
資格取得のための勉強をしている人も多いですし、電卓を使っている人を見かけると、あの人も簿記の勉強をしているのかも知れないなと思って気持ちを入れ直す事ができました。
まだ簿記は、1級まで取得すると税理士や公認会計士の勉強の基礎にもなります。
簿記の勉強は簿記だけで完結するのではなく、さらに上位の資格取得の勉強にも繋がっていると考えれば、モチベーションも上がるのではないでしょうか。
簿記の資格取得の目安ですが、3級は3ヶ月、2級は半年、1級は1年以上と言われています。
またその難易度は、1級を100とすると3級は5、2級は25~30程度と言われており、1級は格段に難しくなるのがわかると思います。
しかし2級までは独学でも十分対応できると思います。
私は書店で参考書を買って、3級は1ヶ月、2級は3ヶ月で取得しました。
テキストをひと通り終えたら、ぜひ過去問を最低5年間分くらいは解いてみて下さい。過去問は大学受験でもそうですが、とても効果があるものです。
私は過去問を解いたおかげで、最後の力がついたと思っています。おすすめします。
合格テキスト日商簿記3級 (よくわかる簿記シリーズ)
見やすい大きさとわかりやすい内容で、全くの知識なしから3級に合格する事ができました。
最初は用語に馴染む必要があるので、毎日少しずつ進めるといいでしょう。
合格テキスト 日商簿記2級商業簿記 Ver.6.0 (よくわかる簿記シリーズ)
3級で使ったのと同じシリーズです。2級は範囲が広くなりますが、テキストの内容を一つずつ押さえていく事が大事です。
2級からは工業簿記が出てきて、工業簿記の方も1冊あるので、同じシリーズのを使うのがいいでしょう。
合格するための過去問題集 日商簿記3級―’09年2月・6月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)
過去問はテキストで勉強した内容を実戦的に確認してくれるものです。
合格するためには必須と言っていいほど重要です。過去5年間分以上解いてみて、いずれも合格点を上回っていれば自信を持って本番に臨んでいいと思います。過去問は必ず解いて欲しいと思います。
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